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祈祷受付

一組ずつ丁寧に祈祷を受け付けております。
授与品として、神札・御守等を神前にてお祓いし、差し上げております。
ご予約していただきますと、お待たせすることなくご案内できます。
メールやお電話でのご予約も承っております。

時間

午前10時から午後4時まで

玉串料

個人

5,000円・10,000円・20,000円・30,000円

団体

10,000円・20,000円・30,000円・50,000円

玉串料は、祝儀袋に「初穂料」、「玉串料」などと書き添えてご用意ください。

池尻稲荷神社までの地図

〒154-0001

東京都世田谷区池尻 2-34-15

東急田園都市線 「池尻大橋駅」 南口 徒歩5分。

鳥居の画像

由緒

池尻稲荷神社は、今から約360年前の明暦年間(江戸時代の初期)に旧池尻村・池沢村の両村の産土(うぶすな)神(かみ)として創建鎮座になったもので、それより村の共同生活と信仰の中心として現在に至りました。


俗信仰としては、古くから「火伏せの稲荷」、「子育ての稲荷」として霊験あらたかと伝えられております。

当時は、大山街道(現在の旧道)のほとり常光院の片隅に勧請(かんじょう)されたもので、村民の信仰は勿論のこと、当時矢倉沢往還(現在のニ子玉川方面道路)と津久井往来(現在の上町方面道路)の二つの街道からの人々が角屋・田中屋・信楽屋の三軒の茶屋(三軒茶屋の起源)で休憩して江戸入りする道筋にあり、また江戸から大山詣での人々が大坂(現在の旧山手通りと大橋の間の坂道)を下った道筋で道中の無事を願い、感謝する人々の信仰が篤かったと伝えられています。


現在も遠方の崇敬者が多いのは当時からの御神徳のあらわれであります。

井戸水

境内にある井戸は「薬水の井戸」と云われ、現在は境内本殿より東側の由緒書き掲示板の下に位置します。


京都の伏見稲荷大社の稲荷山に御鎮座の薬力明神の託宣(たくせん)により<神の道を信じ勤め、その病気の平癒を心に三度祈念し、神の道の薬として飲みほせば薬力明神の力により病気立ち所に快癒す>と伝えられています。
勿論、御神水をいただけば薬もいらぬ、医者も不要といったような迷信化した考えは正しくありません。

一般的な「お水をいただく」という信仰も、心身の罪穢れを祓い除き、神の恩頼(みたまのふゆ)を蒙(こうむ)る為に、清い神聖な御神水をいただき、神の霊感を仰いで病からも災いからも免れようとするものです。
このように「薬水の井戸の伝え」「お水取り」は、罪穢れを清める祓いであり、神に供えたものをいただいて霊威(れいい)にあやかる信仰と解すべきです。

昔、大山街道の赤坂一ツ木村(現在の赤坂豊川稲荷付近)から池尻村までは良質な飲用水がなく、その当時より農民は勿論のこと、多くの往来人がこの井戸水を頼りにしたと伝えられています。
また「涸れずの井戸」とも云われ、いかなる渇水時にも、この井戸水は涸れることがありませんでした。
大正時代に大変な渇水の年があり、この付近の井戸はみな涸れてしまったのに、神社の井戸だけは豊富に水が湧いていたと伝えられています。

清姫稲荷・水神社

本殿に向かって左側に鎮座されているのが、清姫稲荷神社です。御神体が白蛇ではないかと伝えられています。
「ヘビ」は智恵の象徴であるため、「芸事や学業成就の神」として祀られています。


手水舎の前に鎮座されているのが、水神社です。「水の神様=蛇」として祀られております。
当神社境内の井戸水が涸れることなく湧き出ているのも「蛇神様」のお陰であると言っても過言ではありません。


どうぞ清姫稲荷神社と水神社のご参拝もよろしくお願い致します。

祭事

1月

歳旦祭

技芸事始め祭

2月

節分祭

初午祭

紀元祭

祈年祭

3月

稲荷講社祭

4月

勧学祭

5月

菖蒲頒布 子育て祈願祭

6月

茅の輪くぐり

大祓

巳の日 水神祭

7月

七夕献茶祭

形代流し

9月

例大祭

11月

七五三 子育て祈願祭

水神祭

新嘗祭

12月

技芸事納め祭

大祓

除夜祭

神社について